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2015年2月1日日曜日

【音楽鑑賞】神奈川フィル・ブルックナー交響曲第9番


1月24日(土)帰省の必須、オケ鑑賞に行って来ました。今回はみなとみらいホールで神奈川フィルのコンサート。2014年3月のマーラー6番以来なので、10ヶ月ぶりです。
みなとみらいホールは響きも好きだし、予ベルが銅鑼だし、ロビーからの港の夜景がとても素敵。また来れて、とっても嬉しかったです。

1曲目、コンコルド組曲「シュトラウシーナ」。
コンコルドって飛行機??イメージとしては映画音楽みたいのを想像していたのですが、全く違ってピッツィカートから始まるポルカ、マズルカ、ワルツで構成される、ニューイヤーコンサートの雰囲気満載の華やかな曲。
コンコルドはヨハン・シュトラウス二世の崇拝者だったらしいです。

2曲目、R.シュトラウス「4つの最後の歌」。
1948年84歳(晩年の1年前)で書かれた作品で、ピアノ伴奏ではなく管弦楽伴奏で書かれた歌(ソプラノ)。「春」「9月」「眠りにつくとき」「夕映え」の4曲構成で始、終美しく歌声に耳を傾けられる曲でした。
「眠りにつくとき」にはコンサートマスター(ヴァイオリン)とソリストのデュエットがあり、本当に語り合っているかのような共演。ヴァイオリンのビブラートのかけかたを歌に合わせているからでしょうか?ソロ・コンサートマスターの石田泰尚さん、相変わらず素敵でした(*^^*)

後半、ブルックナー交響曲第9番。
ブルックナーの晩年に書かれた未完成の交響曲(3楽章構成)。呼吸困難や水腫に苦しみながら、死を意識しながら書かれた作品。完成できなかったら、4楽章として自作の「テ・デウム」を演奏してほしいと言っていたそうです。私は特に3楽章に昇天、死を感じます。
金管、ティンパニーがかっこよかった~。以前、電車内で話しかけたティンパニーのお兄さん(神戸光徳さん)が、特別契約首席になっていました。ネットで調べたら、イスラエル・フィルのティンパニストだったらしく、ビックリしました(*_*)

この日は、その後、前職の人達と飲む約束だったのでアンコールはなしでホールを後にしました。「テ・デウム」演奏したのか気になります。。
ウィーン・フィル出身のサッシャ・ゲッツェル指揮のウィーン・プログラムのコンサート。楽しめました(^^♪