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2011年3月30日水曜日

いちごチョコレートとソクラテス

先日の、柿の種チョコの続編・いちごチョコレートの解説書より深い話。

「汝自身も知れ・・・・汝がいかに無知であるかを自覚せよ」

ギリシャのデルフィのアポロンの神殿の扉に刻まれていた「汝自身を知れ」という古人の金言を、ソクラテスは「汝がいかに無知であるかを自覚せよ」といの意味で使ったとされています。
人間はかけがえのない生の不思議と価値を知り、道を学び、道を選び、道を極めて、自己の生を意味あるものにせよ、と説いているのでありましょう。
自己の人生をより意味のあるものにと望む者は、その置かれた立場で、制約の網の目をくぐり、試行錯誤を繰り返しながら、自己の人生を改め、強めて、「主体的」に生きているほかはないでありましょう。誰もが本当に生きる道を予見できるものではなく、一生のあいだ、自己の進むべき道を選ぶことを学びつつ、道を求め続けるのが人間の真の姿といえましょう。
誠に、幸福な自己とは、自分自身の存在の意味や目標を勇気をもって問いかける人であり、それゆえに、幸福にして価値ある生涯を達成することが出来るのでありましょう。


深いです。。。いちごチョコ、おいしいです。。。