ページ

2013年3月9日土曜日

【音楽鑑賞】今井信子さん70歳記念ヴィオラ協奏曲コンサート

 
日時:2013年3月3日(日)15:00開演(14:20開場)
場所:東京オペラシティコンサートホール

指揮/下野竜也
ヴィオラ/今井信子
ヴァイオリン/ダニエル・アウストリッヒ
東京都交響楽団

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調
バルトーク:ヴィオラ協奏曲(シェルイ補筆完成版1949)
J.S.バッハ/J.ラフ:シャコンヌ
武満 徹:ア・ストリング・アラウンド・オータム~ヴィオラとオーケストラのための

牡蠣パーティーの翌日は、お正月にオペラシティにわざわざ行って購入して来た、2列目のS席でかじりついて観賞して参りました。
1曲目、モーツァルトのドッペルコンチェルト。信子先生とミケランジェロ弦楽四重奏団で演奏している若手、ダニエル・アウストリッヒさんと息のあった共演。ヴィオラがとても引き立っていました。先生のすばらしさと共に、アウストリッヒさんがなるべく低弦を避けた演奏をしていたようです。
 2曲目、バルトーク。こちらは圧巻!グァルネリ・ヴィオラの重厚な音色がホールに響いていました。昨年7月にも清水直子さんの演奏を聴きましたが、テイストの違うバルトークで、どちらもステキでした。
オケだけの演奏のシャコンヌ、下野・都響を堪能。都響の弦、後ろから響いてくる感じが好きです。
最後に、ストリング・アラウンド・オータム。信子先生は3曲目のコンチェルトなのに、バルトークと武満は暗譜。先生なら当然かもしれないけど、ご年齢を考えるとす、すごい。タケミツメモリアルで演奏する事を噛み締めながらの、味わい深い演奏でした。

楽団員からのサプライズ・バースデーケーキプレゼントがあって、客席と一緒に「ハッピーバースデー」を歌ってろうそくをフー。

アンコールはブルッフ。アウストリッヒ、コンサートマスター、チェロ首席、ヴィオラ首席との共演。こちらを聴いていたら、感動で涙が出てきて止まらなくなりました。なんて幸せな響きかと・・・。