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2015年6月13日土曜日

【音楽鑑賞】九響・シベリウス交響曲第1番


九州交響楽団 第340回定期演奏会
2015年5月22日(金) アクロス福岡シンフォニーホール
指揮:ミハイル・テオンティエフ
トロンボーン独奏:ファブリス・ミリシェー

チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
トマジ:トロンボーン協奏曲
シベリウス:交響曲第1番ホ短調op.39

九響の定期を聴いて参りました。
この日はトロンボーン協奏曲の演奏があるためか、ロビーコンサートもトロンボーン・チューバの金管アンサンブルでした。

本番のトロンボーン協奏曲、素晴らしかったです。トロンボーンでこんな多彩な音色が出せるのか!という表現豊かな演奏でした。さすが、「神の楽器」!20世紀以降にトロンボーン協奏曲の秀作力作が増え、1956年のこの協奏曲も有名なんだとか。
昨年聴いたチューバ協奏曲もですが、低音金管の可能性って無限なんだ、、と思わせますね。

シベリウス交響曲第1番。私も演奏経験がありますが、1楽章の初頭Tranquillo(フルート、オーボエ、クラリネットのソロがあるところ) ppのシンコペーション、「わからーん!これはキッチリ合わすべきなの?」と弦楽器奏者を悩ませます。
今回はそこをバッチリ確認する気で注目していました。なるほどー、、って感じでした。

余談ですが、今回のコンサートマスターは読響のコンサートマスター・小森谷巧先生。久しぶりに拝見しましたが、ダイナミックで熱いけど紳士な演奏、素敵です。国分寺フィルのチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲の演奏会 を思い出します。。(遠い目)