今朝放送テレビ朝日「題名のない音楽会」は、音楽の調性についての内容でした。
音楽を趣味としていながら、今まであまり調性について「#はシミラレソドファ、♭はファドソレラミシ」くらいにしか思っていなかったので、新しい発見であり、とても楽しい内容でした。
まず、作曲家が曲の調性を決める際、色のイメージをするそうです。
イメージする色はそれぞれですが、長調はプリズムみたいなはっきりした明るい色、短調はその色にグレーがかった(暗くなる?)。たとえば、ハ長調(C-dur)は赤、イ長調(A-dur)は黄など。
弦楽器は開放弦の音階から♯系、管楽器は♭系の音を得意として、音の響きやすさが変わるので、より響かせたい楽器の選定も調性を決める項目となるそうです。
また、ニ長調(D-dur)はDeus(ゼウス・神)を連想させ神々しい音楽、ニ短調(D-moll)はその逆に悪魔的な苦悩の音楽を表現しているそうです。
今後の曲に出会った際、こういう見方で曲に接するのも楽しそうです♪